偏差値40台が実際にフォーカスゴールドとやさしい理系数学を使ったら高校数学で偏差値70を取れた件

▶　やさ理いつからやるべきなのか・参考書をレビュー

• 【いつから始める？】やさしい理系数学を始める基準となるのは標準参考書の進度

たとえば、A・B・Cという3つの基本要素を含む問題があって、あなたがBの部分でミスしたとします。

「あ、Bのところでつまづいたな。どの問題で復習すればいいんだろう…？」

標準問題集で基礎を固めている人は、

このように復習のスピードが速くやり方が正確に近いです。しかし構成を意識できていない人は、
どこを復習すればいいか分からず、解説を丸写しして終わってしまうことが多いです。

その結果、時間だけがかかり、「勉強してるのに伸びない」「遊ぶ時間も取れない」
という悪循環に陥ってしまいます。

こうなるだいたいの理由は道具の整理がまだできていないからです。解説を見ても「どうしてこうなるのか」「どんな要素が組み合わさってるのか」が分からないなら、まだ「やさしい理系数学」をやるには時期尚早です。

ギクッ……と思った人は、まずはフォーカスゴールドや青チャートで基礎道具を整理しましょう。
個人的には、解説や問題バランスの点でフォーカスゴールドの方がお得感があります。

• 【やさ理レビュー】実際に私も力が付いた良書だが一部分野が偏る

この参考書は良問ばかりですが、整数問題、漸化式、はさみうちの定理を扱う極限、通過領域の4種類はやや品薄と感じました。資金に余裕があれば青本とか、数学20カ年のつまみ食いをしてもいいと思います。

▶　やさ理の次の参考書は何をするべきか

数学はここまでやればかなり実力がつくため、基本的には次は大学の過去問・英語・物理・化学をやりましょう。

参考書の冒頭に姉妹本のハイレベル理系数学が紹介されていますが、合格する点数を取るために必要な人はいないと思います。数学で高得点を取るんだｧ！全員駆逐してやる！みたいなやる気を持つ人はとりあえず書店で流し読みしてみてください。消化不良注意です。

過去問のおすすめは赤い教学社出版の〜数学25カ年、駿台出版の東大数学入試読解、京大数学入試読解です。駿台出版のほうが解説が詳しい印象で、個人的に好きです。

▶　ポモドーロタイマーを使って賢く数学の偏差値を伸ばそう

限られた時間で『解法の理解』と『問題演習』の両方を最大効率で進める数学学習ルーティンを作るには時間の管理が必須です。

当サイトではタイマーで時間管理ができる作業用LofiBGMをYouTubeで配信しています。みなさんの勉強に役立てたら幸いです。

▶　【東大生の思考を盗む】東大・京大・科学大・一橋後期・医学部医学科・早慶理工学部を本気で狙う方へ

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